外資系メカエンジニア 佐藤(偽名)のブログ

外資系メーカーで働くメカエンジニアによる情報発信ブログです。転職や私生活のあれこれについて書き記していきます。

負けるが勝ち

お久しぶりです!

Twitterは毎日欠かさず更新していたのにブログは完全に放置してしまっていました(笑)

しかし全然更新していないのに今でもアクセスがあるし、これからちょくちょく更新していこうかな

 

今回は"負けるが勝ち"というテーマについて自分自身の新卒入社した会社での体験を踏まえたお話をしていきます。

新卒で入社した会社の同期に少し反りの合わない人がいました。

 

彼は承認欲求と自己顕示欲の塊のような人物であり、以下のような特徴を持っていました。

・頼まれてもいないのに自分の知っていることを教えたがる

・自ら教えたことが間違っていたら聞かれてもいないのに言い訳を始める

・頼まれてもいないことを棚に上げて教えた通りにしないと不機嫌になる

・些細な失敗でも指摘してマウンティングしてくる

 

彼の実力を推し量るうちに、俺は彼に対して"実力があるわけでもないけど人に認められたい気持ちだけは異常に強い"という人物評価を下し、それ以降彼の事を相手にするのを辞めました。

具体的には表面上は彼に言い負かされたフリをしたり誉めたりすることで彼に勝ちを譲り、徹底して後手に回るようにしたわけです。

 

そしてある日、会社の飲み会の中で管理職からこのように言われました。

「君はいつも彼の返事を待ってから行動しているけど本当は何を考えているの?」

彼に本音を聞かれるのを恐れた俺は彼を持ち上げるようなことを言って適当にはぐらかしたものの、後日営業から俺の思惑は筒抜けであったことを知りました。

 

人を見る目で仕事をしている人たちにとって俺の思考を見破るのは造作も無い事であり、彼に"勝ち"を譲ることが却って俺の評価を上げていました。

そして彼は人に認められたいが故の自己アピールが却って自身の評価を下げて俺の評価を上げていることに気付かなかったわけです。

 

それを踏まえた上で以下のビジネス書をオススメします。

 この本には敵と戦わず屈服させるだけでなく、その力を自分の目的を達成させることに利用することを説いています。

無駄な諍いは放り出してアホとは戦わずに自分の人生を謳歌していきましょう!

最後にひろゆきさんの名言でこの記事を締め括ります!

 

私、自分以外の人のこと見下していて、犬みたいに思っているんですよ。

皆さん犬に吠えられて怒りますか?

本当にあった泣ける話

大学院生の頃、自宅に帰るべく大学の最寄り駅で終電を待っていた

時間帯が時間帯なだけに駅の向かい側のホームで気持ち悪そうにしているおじさんと同じホームに年齢が近そうな女性と自分がいるだけでした。

 

しばらくしてから向かい側のホームから吐瀉物を撒き散らす音が聞こえてきました。

周りに誰もいなかったので俺が駅員を呼びに行って、そのおじさんを介抱しました。

その後、元にいたホームに戻ると女性が声をかけてきました。

 

「優しいんですね、私だったら絶対にシカトするのに」

それに対して俺は

「他に誰もいませんからね」

と返しました。

 

その後、同じ電車に乗り合わせて俺はその女性と世間話を続けていました。

そして女性が大学の近くの病院で働いている自分と同い年の看護師であることを知りました。

 

そのまま別れようとしたときに「今度飲みに行こう」と言ってきたので、そのままの流れでラインを交換し、その後は何回も一緒に飲みに行きました。

 

そして時は流れ...

 

ある日、彼女と喧嘩した数日後にFacebookで俺のことを実名を挙げて誹謗中傷しているところを目撃したのでした。

 

以上、本当にあった泣ける話でした!

オーバースペックで不採用になった話

昨年の転職活動中、日本人ならCM等で誰もが知っている大企業に応募したときの話です。

その企業が英語が出来る機械系技術者が欲しがっていたため、エージェント経由で応募しました。

 

面接当日、俺は以下のエピソードでアピールしました。

・チームメンバーが全員自分よりも大幅に年上な中でマネジメント補佐をしたけれども、自分の口ではなく別の人に言ってもらう等の方法で業務に参加

・理詰めで経験不足を補って設計変更を実施して大幅なコストカットを実現

・大半の社員が英語が話せなかったため、海外拠点との折衝を代わりに担当

 

予め社員の能力レベルを確認しておいた上で、既存の社員よりも能力が高そうなことを遺憾なく伝えきったことで、俺は勝利を確信しました。

しかし、後ほどエージェント経由で不採用が言い渡されました。

 

その理由をエージェントに確認したところ、「オーバースペックでうちの会社には勿体無い、仕事がつまらなくなってすぐに辞めるだろう」と判断されたと聞きました。

俺が話した中でも特に自分の評価を下げたのは、自分よりも年上のベテラン社員たちを理詰めで論破して実績を挙げたことでした。

こうした年長者のメンツを潰しかねない人材は恐ろしくて雇えない、というのが企業の本音でした。

 

日系大企業のような人が辞めないことを前提に経営している会社では腰を据えて長く働いてくれる社員を求めていますし、長く働いてくれている社員のプライドを傷つけるような存在は邪魔者以外の何でもないわけです。

 

会社のみならず、人にはその人のレベルに合ったコミュニティがあります。

勉強のできる人は偏差値の高い学校で同じ知的レベルの人たちと付き合いますし、

スポーツや音楽のできる人はその才能を伸ばすことができる環境に身を置きます。

 

よく中小企業で一旗揚げようとする優秀な人の話を聞きますが、俺はこの一件があって以来「優秀な人がそうやって普通の人たちの仕事を奪うなよ」と思うようになりました。

 

今回は以上です!

技術者派遣頼みの転職エージェントは終わってる

今回はメ〇テックやテ〇ノプロに代表される会社の業態のひとつである技術者派遣にねじ込もうとする転職エージェントについて語っていきます。

 

色々なところで度々、転職エージェントから技術者派遣会社ばかり紹介されるという話を耳にします。

転職エージェントが技術者派遣を勧める理由はただ一つで"受かりやすいから"です。

 

一般的なメーカーでは、人を雇うことに相応のリスクが伴います。

変な人を雇ったら入社後に役に立たなくて人件費が無駄になる可能性もありますし、人件費を払っても活躍してくれる保証は100%ではないので慎重にならざるを得ません。

しかし、技術者派遣という業態は全く違って人を雇えば雇うほど会社の利益に直接的に貢献してくれます。

 

それゆえに派遣会社自体も面接の際に人材の囲い込みに必死になります。

俺の観測範囲内で実際に起きた話を以下に記載します。

 

・新婚で配偶者と離れられないのに「自宅から通える派遣先はたくさんある」と派遣会社の営業が嘘をついて入社させた後に単身赴任を迫る

・見境なく採用したマナーの悪い中途入社者に「懲戒解雇か自己都合退職か好きな方を選べ」と迫る

・本人の希望を叶えると約束して入社させた後に希望と違う派遣先を紹介して、本人が断ったら即日で退社させる

 

派遣先にとりあえずねじ込んでしまえば活躍しようがしまいが一定以上の報酬を派遣先が払ってくれるので、派遣した社員が派遣後に致命的な失態を犯さなければ活躍しようがしまいがどうでもいいのです。

こういった業態ゆえに一定以上の能力を持った人材であれば誰でも良いというのが派遣会社の本音であり、それゆえに受かりやすいわけです。そしてノルマに追われた転職エージェントの格好の標的になります。

 

極端な話、転職エージェントの立場からしてみれば自分のノルマや会社の業績が最優先事項であり転職希望者の人生は二の次なわけです。実際に俺自身も転職エージェントから勝手にテ〇ノプロやV〇Nに勝手に応募されたことありましたしね…

しかし、こうした自社の目先の利益ばかりを優先したやり方を続けていれば求職者のみならず顧客である企業からも信用を失うのは当然の帰結であり、技術者派遣しか顧客のいない転職エージェントも実際に存在します。

 

そして求職者の恨みを買うのが長期的に見て大損だと理解しているエージェントはそもそも技術者派遣の業態を紹介しませんし、派遣会社自体もそうした非常識なエージェントに頼ってまで求職者を確保したい状況なわけです

なんていうかゴミ会社同士で支え合っていてお似合いですね

ビ〇リーチ等で派遣の求人を送り付けてくる転職エージェントは社会悪の撲滅のために相手にしないであげましょう!

 

今回は以上です!

有料のキャリア相談を受けてきました

今回は某所で有料のキャリア相談に行ったときのレポートを書いていきます。

その方はもともとメーカーの技術者として働いており、人材業界に転職して転職エージェントとして働いているという特殊な経歴を持った人でした。

 

俺が今回の面談で相談した内容は以下の3点です。

・自分のスキルと職務経験の中で最も高年収が得られる職種は何か?

・現時点で取得を検討している資格に市場価値向上の効果はあるか?

・自分の現職での仕事が長期的に見て価値があるか?

 

これらに対する回答についてのみ結論を出す方向でしたが、それ以外についても色々と

深堀しながら教えてもらいました。

詳細は話せませんが、ざっくりと言うと以下のような助言をもらいました。

 

プロマネ等のような上流工程で意思決定をする業務の方が年収も市場価値も高い

・技術スキルに傾倒しすぎると人に使われるためのスキルばかり付けることになる

・現職での設計経験に加えてプロマネの経験を積めば最強になれる

 

これまで自分の技術スキルを売り込む方向でキャリアを築いていこうと思っていましたが、英語力や顧客折衝経験のようなスキルが自分を売り込む上での強力な売りになることに気付きましたし、さらに現場を指揮する立場での業務経験が加われば最強は言い過ぎにしても希少価値の高い人材になれるとのことです。

 

一言で言えば世の中の仕組みとして上流で意思決定をする立場で働いて下流工程に的確に指示を出せる能力を持った人材になった方が市場価値が高いということであり、今後のキャリアの方向性が今回の相談で見えてきました。

今回の相談料は5000円ほどでしたが、これで今後の年収を上げていく方針が得られたのであれば決して高い出費ではなかったと思っています!

 

今回は以上です!

組織における若い女性の価値

今回はセクハラっぽいタイトルになってしまいましたが、内容は真面目に記述していきます。

 

先日、以下のツイートに対して多くの共感の声が届きました。

 

そして俺はこの女の子が同じ研究室に同期で入ってきたことで、自分の希望を主張することで人間関係に軋轢が生まれることを恐れて本来やりたかった研究テーマを譲りました。

さらに俺の観測範囲内では某大手企業の拠点に「若い女性が欲しいから」という現地の部長の要望で新卒が配属されて社内ニートに仕立て上げられた人の話も聞きますし、こんなセクハラ同然のことが平気でまかり通っていると考えるとゾッとします…

俺が女性だったらこのようなマスコットみたいな扱われ方したらすぐに辞めます

 

話は変わって俺の趣味である囲碁の話に切り替えます

囲碁は男女比が非常に偏っていて、競技人口の割合としては95:5ぐらいで男性の方が多いです。

また、競技人口は年々目減りしていっているため、囲碁が打てる若い女性を増やそうという試みが日本棋院で行われています。そこで2017年には以下のようなイベントが開催されました。

 

https://www.nihonkiin.or.jp/event/docs/2017/igo_girlsfesta2017_grand.pdf

 

簡単に言うと29歳以下の女性のみエントリー可能なアマチュアの大会です。

日本全国のフェミニストを敵に回しそうなイベントですね。

 この公益財団法人による堂々としたセクハラが余程批判を浴びたのかどうか知りませんが、翌年からは年齢制限は撤回されていました。

さらに囲碁を打つ女性自身がこのような婚活本まで出版している有様です。

個人的に囲碁界の出会い厨により迷惑をかけられた経験があるので女性の囲碁人口を増やす前に出会い目的に囲碁をする女性を根絶してほしいというのが本音ですが、今回の話の趣旨とはズレてしまうのでこの話はここで辞めておきますw 

 

話が逸れましたが、前半部分で登場した研究室や会社組織における若い女性についての話に戻します。

若い女性が職場や研究室にいることで士気が上がったり離職防止に一役買うことは否定できません。

しかし、キャリア志向の女性まで実務能力を期待されずマスコットとしての役割を任された話を聞きますし、これは会社による労働者への侮辱行為とすら思えてきます。

そんなことを平然とする会社に部署異動による処遇改善を期待したところで同じことをまた繰り返すため、さっさと転職してしまった方が遥かに良いと考えます。

 

お互いに組織に飼い殺しにされないようにしていきましょう!

今回は以上です!

2019年の振り返り

久しぶりの更新になります

これを書いている時点で2019年も僅か数時間となりました。

 

今年は転職を2回も経験し、今後のキャリアについて考え直した年でした。

もともと某マルチ商法の団体の情報発信を目的に作ったTwitterでもキャリアに悩む人たちに多く出会い、非常に人とのつながりが広がった1年だったと感じています。

 

最近はこのブログも専らキャリア関係の記事ばかりになってしまいましたが、来年も情報を発信して少しでも価値のあるものを提供できればと考えています!

 

2020年もよろしくお願いします!