外資系メカエンジニア 佐藤(偽名)のブログ

外資系メーカーで働くメカエンジニアによる情報発信ブログです。転職や私生活のあれこれについて書き記していきます。

技術者派遣頼みの転職エージェントは終わってる

今回はメ〇テックやテ〇ノプロに代表される会社の業態のひとつである技術者派遣にねじ込もうとする転職エージェントについて語っていきます。

 

色々なところで度々、転職エージェントから技術者派遣会社ばかり紹介されるという話を耳にします。

転職エージェントが技術者派遣を勧める理由はただ一つで"受かりやすいから"です。

 

一般的なメーカーでは、人を雇うことに相応のリスクが伴います。

変な人を雇ったら入社後に役に立たなくて人件費が無駄になる可能性もありますし、人件費を払っても活躍してくれる保証は100%ではないので慎重にならざるを得ません。

しかし、技術者派遣という業態は全く違って人を雇えば雇うほど会社の利益に直接的に貢献してくれます。

 

それゆえに派遣会社自体も面接の際に人材の囲い込みに必死になります。

俺の観測範囲内で実際に起きた話を以下に記載します。

 

・新婚で配偶者と離れられないのに「自宅から通える派遣先はたくさんある」と派遣会社の営業が嘘をついて入社させた後に単身赴任を迫る

・見境なく採用したマナーの悪い中途入社者に「懲戒解雇か自己都合退職か好きな方を選べ」と迫る

・本人の希望を叶えると約束して入社させた後に希望と違う派遣先を紹介して、本人が断ったら即日で退社させる

 

派遣先にとりあえずねじ込んでしまえば活躍しようがしまいが一定以上の報酬を派遣先が払ってくれるので、派遣した社員が派遣後に致命的な失態を犯さなければ活躍しようがしまいがどうでもいいのです。

こういった業態ゆえに一定以上の能力を持った人材であれば誰でも良いというのが派遣会社の本音であり、それゆえに受かりやすいわけです。そしてノルマに追われた転職エージェントの格好の標的になります。

 

極端な話、転職エージェントの立場からしてみれば自分のノルマや会社の業績が最優先事項であり転職希望者の人生は二の次なわけです。実際に俺自身も転職エージェントから勝手にテ〇ノプロやV〇Nに勝手に応募されたことありましたしね…

しかし、こうした自社の目先の利益ばかりを優先したやり方を続けていれば求職者のみならず顧客である企業からも信用を失うのは当然の帰結であり、技術者派遣しか顧客のいない転職エージェントも実際に存在します。

 

そして求職者の恨みを買うのが長期的に見て大損だと理解しているエージェントはそもそも技術者派遣の業態を紹介しませんし、派遣会社自体もそうした非常識なエージェントに頼ってまで求職者を確保したい状況なわけです

なんていうかゴミ会社同士で支え合っていてお似合いですね

ビ〇リーチ等で派遣の求人を送り付けてくる転職エージェントは社会悪の撲滅のために相手にしないであげましょう!

 

今回は以上です!