給与や待遇にこだわらないのは美徳でも何でもない話(前編)
今回、というか今回も久しぶりの執筆となりました(笑)
最近、ノースサンドというITコンサルティングのベンチャー企業の人事のツイートが炎上しました。
新卒採用担当を採用したいと思い、沢山の方にご応募いただいているのですが、給与や待遇にこだわりのある人とは働きたくないのです。。。
私は、会社の顏となる人事だからこそ、待遇/給与で会社を選ぶ方と働きたいとは思わない。
このツイートを見た当初は、彼女が言いたいのは以下のような事だと解釈していました。
「ベンチャー企業ゆえに大した待遇は用意できないので給与にこだわりが強い人は雇えません」
「大手ほどの待遇は用意できないので会社の理念に共感してくれる人と働きたい」
しかし、このツイートが炎上してから自分も興味が沸いて彼女の経歴を調べたところ、私は彼女が本気で給与と待遇にこだわらずにやりがいを追求するのが格好良いと思い込んでいるように感じられてきました。
というのも、過去に私が年齢の近い中学校教師の女性に対してジョブホッパーの話をした際に言われた事を思い出したためです。
「自分が働いていた会社に情が移ったりしないんですか?」
「給料よりもやりがいとかで仕事を選んだ方が良いと思います」
そもそも給料とやりがいは相反するものではなく、給料や待遇もやりがいの一部です。
それに例え給与に強いこだわりが無くても、自分に高く評価されて且つ替えが利かない能力があれば黙っていても高い給与は勝ち取れます。
誤解を招く言い方になるかもしれませんが、そうした能力が無い人の中には"給与や待遇にこだわる事"を格好悪い事だと勘違いする人がいるのもまた事実です。
この話の詳細については後編にて執筆させていただきます!