他人の目が気になるのは他己評価の適当さを理解していないから
どうも、最近は更新する度にお久しぶりです(笑)
今回は"他己評価が気になって仕方が無い人"に提案したい考え方について記載していきます。
突然ですが、皆さんは"少数の法則"という心理学用語をご存じでしょうか?
これは"試行回数が少なくて偏ったデータになったときに、無条件でそれを信じ込むこと"を指した用語です。
例えば、外国人のほとんどいない職場で何回指導しても時間を守ることが出来ないインド人がいたとします。
実際は彼自身が時間を守れないだけなのですが、これを見て"インド人は時間が守れない"というレッテルを無条件に貼ってしまう人もいるわけです。
このように氷山の一角だけを見て物事全体を捉えた気になって客観性を失ってしまう事は非常によくある話です。
これはそのような物事の捉え方しか出来ない人がそうなるんだ、という話ではなく実は誰にでも起こり得ることです。
自分に自信が無かったり自己肯定感の低い人ほど、"他人の目が気になってしまう"という悩みを抱えてしまいがちですが、この"少数の法則"のように他人は自分の一部分しか見ていないですし、他人から自分への評価なんて定量的に評価できるものでもない限り単なる適当な印象だと思って差し支えないです。
例えば、私自身の話なのですが、過去にとあるネットワークビジネスの団体に所属していた知人から以下のような批判を受けた事がありました。
「実際に自分がチームとして活動していたわけでもないのに"○○はこうだから"と一括りにして発言しているのが気に食わない」
率直に申し上げますと、過去にこのネットワークビジネスの団体について一括りにして発言したことが全く無いです。
他者からの評価なんて"この人はこういう人だ"というレッテルだけでいくらでも自分の言動や行動を脚色されていくものですし、その人自身は脚色されたものを本物だと信じているのですから相手にするだけ無駄なわけです。
以上の事から他人の自分に対する評価というのは、何を言われたとしても"自分の実際の姿"ではなく"その人の評価"なわけですし、他己評価を自分の本当の評価であると捉えるのは間違いなく誤認である"というのが今回私が伝えたい事でした!
今回は以上です!