外資系メカエンジニア 佐藤(偽名)のブログ

外資系メーカーで働くメカエンジニアによる情報発信ブログです。転職や私生活のあれこれについて書き記していきます。

不当な扱いを受けているのは自分がそれを許しているから

今回は日系企業に勤めていたときの経験に基いて"不当な扱いを受けているのは自分がそれを許しているから"というテーマで色々と記載していきます。

 

俺は最大瞬間風速的に日系企業に勤めていたことがありました。

以前の記事で言及した通り、新卒で入社した会社に社内に教育体制がほとんど整っていなかったものの独力でビジネスマンとしてのスキルを向上させた結果として自分の年齢に比して高いスキルを獲得しました。

※そのときのことについては下記の記事をご参照ください

sato-gimei.hatenadiary.jp

 

こうして専門スキルの知見に加えて英語力やプレゼンのスキルを見込まれて、俺は2社目の企業の人たちから”優秀”と評されていました。

 

しかし、その企業は従業員に「会社に働かせてもらっている」という価値観に基づいて行動し、多少の理不尽も飲み込むように求めてきました。

一例として、個人的に不当に感じた扱いを下記に記載します。

 

・重要な面談が当初の日程から何度も引き延ばされた

→面談で解決したい問題を証拠を残すのも兼ねて日付を付けた文書にして提出

→文書にすると重くなってしまうので次回から口頭にして欲しいと注意を受けた

 

・すぐにでも回答が欲しいと念押しした質問に回答が来ない

→回答しなければ会社の顔を潰すような行動を起こすことを仄めかして煽る

→今までの行動を棚に上げて「ここまでやらないと動かないとは思わないで欲しい」と言われた

 

保守的な人から見たら俺の行動は組織で働く人間としてあるまじき行動に見えると思います。実際に権利ばかり主張してたら同僚から徐々に距離を置かれ始めましたしね…

会社に残りたい人から見たら俺は関わりたくない異常者です

 

自分の行動原理には"俺はこの会社にしがみつかなくても簡単に転職できる"という自信があり、言い換えれば"自分はこのような扱いを受けるに相応しい人間ではない"という思いがありました。

俺の行動を大人げないと思う人もきっと多いとは思いますが、自分が不当な扱いを受けているのは相手に対して自分がそのような扱いを受けることを許しているからです。

 

簡単に転職できる能力があれば理不尽を飲み込まなくても良いし、それが出来ないことを"組織のために大人になる"というキレイな言葉に言い換えて現状を肯定する人もいます。

しかし、会社は自分の理想の人生を実現するための踏み台に過ぎないですし、会社に自分の運命を任せるのは馬鹿げていると思います。

 

自分が高い能力を持っているとき、以下のような頼まれ方をされたとします。

・私のことが好きで私に尽くしたいなら雇ってあげる

・あなたの力が必要なのでこれだけの待遇を用意するから働いてくれませんか?

俺は前者の態度が気に入らなかったので唾を吐き捨てるような思いで転職しました。

 

人は自分を認めてくれる人のために頑張る生き物ですし、自分を気に入ってくれるような会社で働いた方がきっと楽しく生きられます!

 

追伸

プレゼン資料等の作成には下記の本がオススメです。

 

外資系投資銀行の資料作成ルール66

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 ていうかこの人の著書は基本ハズレが無いので職種を問わず勧められますw