【実体験】上司と部下のジェネレーションギャップ
今回は世代間の働く意識の違いについて俺の独断と偏見を交えて書き連ねていきます。
俺は働く意識の世代ごとの違いについて下記の記事に非常に共感を覚えました。
この記事を要約すると以下の表のようになります。
一言で言えば、労働環境に対して不満を持っていても会社に見捨てられないよう耐え抜いてきたのがロスジェネ世代の人たちで、転職を見据えて職務経歴書に書けないような雑用をすることや理不尽な職場環境を嫌うのがゆとり世代です。
ちなみに俺はゆとり世代直撃です。
ここからは俺の実体験について記載していきます。
俺の新卒で入社した会社の上司はロスジェネ世代を生き抜いてきた人でした。
当時は就職氷河期の真っ只中で正社員としての働き口がほとんど無く、元上司にとってようやく掴み取った就職先がこの会社だったというわけです。
パワハラまがいの理不尽な叱責や長時間労働は当たり前であり、成果を出せるだけの能力があっても報われない環境で歯を食いしばって耐え抜き、マネージャーまで上り詰めました。
そして自分が上司になって部下を持つようになったとき、自分が過去に受けてきた教育方法をそのまま当てはめて部下を指導するようになりました。
具体的には以下の通りです。
・仕事は丸投げで後出しジャンケンでダメ出し
・指示されていないことをやらなかったら「普通言われなくてもこれくらいやるだろ」と理不尽に叱責
・「口が悪い」と自称して単なる資料の添削にすらキツイ言葉を選ぶ
こうして俺は徐々に上司に対して心を閉ざしていきました…
日を追うごとに上司に対する反抗心ばかりが芽生えていき、「どうして他の会社で働けるだけの能力があるのに俺はこんなところで働いているの?」と自問自答を続けるようになっていきました。
そして我慢の限界を迎えて体調も崩しがちになり、俺は某日系企業に転職しました。すぐにその会社も辞めたんですけどね。
当たり前の話かもしれないですが、人は自分の生きてきた価値基準に従って物事を判断します。
終身雇用が当たり前で転職が選択肢にも無かった世代の人たちから見たらゆとり世代の人たちが会社を辞めていく理由が理解できないし、逆に俺のようなゆとり世代から見たら不満があるなら会社辞めるのは当然の話です。
不遇な時代を生き抜いてきた人々に「今はそんな時代じゃない」と言って納得できるほどの器を持つことを期待するのは酷な話なのかもしれません
<追伸>
こちらのワークショップを宣伝させていただきます。
2018年5月に俺も参加しました。
自分のキャリアに対する価値観を見直して、どんな仕事がしたいかを明確に出来るようになるのでオススメです!
ちなみに講師であるずんずんさんに「思っていたよりもキレイな人でした」と言ったら「思っていたよりも」の部分に引っかかっていました。反省します。