外資系メカエンジニア 佐藤(偽名)のブログ

外資系メーカーで働くメカエンジニアによる情報発信ブログです。転職や私生活のあれこれについて書き記していきます。

馴れ合いをやめて行動を起こそう

最近少しずつアクセス数が伸びてきていて嬉しく思います

特に職場環境とキャリア関係の記事に人気が集まっているみたいですね

実は俺のTwitterのアカウントは"環境"という通称のネットワークビジネスの団体に関する情報収集と発信のために立ち上げたアカウントなので、キャリア関係で需要が反応が集まるのは予想外でした(笑)

 

話が逸れましたが、今回は"行動力"について語っていきます。

 

俺が新卒で入社した会社を辞めようとしたとき、人事部長が個別面談を持ち掛けてきました。そのときに俺に対して以下のような説得をしてきました。

「君は内向的な人の中でも更に内向的な性格の持ち主なので環境を変えることに強いストレスがかかるのではないか」

「成功する人は環境に責任を求めずに自責的に考える」

「今の会社の人間関係は本当に切り捨てるに値するものなのか」

「既に出来上がった人間関係の中に入っていくことによって必ず疎外感を覚える」

 

転職に限らず環境を変えるのは非常にストレスのかかることです。

というより、何かに対して行動を起こす事そのものがストレスのかかることであると言っても過言ではありません。

 

自分が何かをしたいと思ったときに行動を起こすのは実は勇気の要る事です。

失敗したら傷付くし、それまでにかけた労力が無駄になったと感じるし、努力している人に対して揚げ足を取る人は必ずいるし、自分を守るために行動を起こさない合理的な理由を考えてしまうものです。例を挙げると以下のようになります。

 

・転職したくても踏み切れないけど、自分には今の仕事仲間を大切にする優しさがある

・職場の教育環境を整えられないけど、この職場は"自分で勉強しましょう"という文化なんだ

若手が次々と辞めていくけど、環境ではなく辞めていく方に問題があるだけだ

 

人間は本能的に変化を嫌う生き物なので、職場でよくある辞めていった人を悪く言うのは"自己防衛"という点ではある意味自然な行動です。

記事の冒頭で触れた環境というネットワークビジネスの団体に勧誘を受けていたときに気付いたのですが、彼らを見ていて起業家として成功したいのではなく仲間同士で慣れ合っていたいように見えましたし、彼らの中には脱退者や勧誘し損ねた人たちを否定することで自分たちの現状を肯定する人たちもいます(Twitter情報)。

 

人が何かに対して行動を起こすとき特に人間関係が原因で後ろ髪を引かれることも多いため、行動力を得るきっかけが欲しいのであれば以下の本を強くお勧めします。

君に友だちはいらない

君に友だちはいらない

 

めっちゃ過激なタイトルで躊躇してしまうと思いますが、馴れ合いの人間関係に依存する危険さや理想的なチームの在り方について記載されています。

 

最後に、俺は新卒で入社した会社を辞めるときに案の定上司からの風当たりも露骨に強くなりましたし、転職先のことも引き合いに出して叱責されるようになりました。

しかし、自分にとっての正義に従って引継ぎを全うしただけでなく、将来的な職場環境が改善するように業務マニュアルも作成し、これから入社する人たちがスキルを独学するために必要な書籍を人事とマネージャーに提案しました。

そして同じ思いをする人たちが出ないことを願って某キャリアサイトに職場環境に関する事実を全て書き込んだうえで低評価を下しておきました

 

今回の記事は以上です。また何か書いてほしいネタがあればご提供お願いします!